ロサンゼルス滞在記録〜帰国してからのあれこれ覚え書き

3人子育て中。2019〜2020アメリカロサンゼルス滞在。国立公園、生活などなど。教育、帰国後の生活なども書いていきます。

ロサンゼルスから帰国、関空でのPCR検査の流れ

無事、帰国日を迎えました。

LAXの国際線出発ターミナルは空いてはいましたが、この日は関空KIXへの便があるので、居た人は皆ほぼ日本人のみでした。

手荷物検査を終えて、搭乗ゲートに入ると、驚くほど人がいませんでした。

免税店も閉まっていて、売店のみ開いている状態。

歩いている人は日本人のみ。

国際便自体がほとんどないのだと思います。

中のスターバックスは空いていて、ここでドリンクを購入する人がちらほら。

全て日本人でした。

 

出発ゲート近くなると、たくさんの日本人が待機していました。

(日本人、の連発ですね。)

機内はおそらく満席なのかなと想像できました。

実際、機内は満席

家族連れ、特に赤ちゃん連れが目立ちました。

みんな関西に帰りたい人達が集まっていました。

機内でのサービスはほぼ通常通りで、機内食や他のサービスもありました。

道中色んなところで赤ちゃんの泣き声がしていて、まるで「アメリカから脱出してきた飛行機」という感じでした。

ジーンと来るものがありました。

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機内では、体調の問診表、帰国後の待機場所、移動手段についての質問シートが配られました。

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厚生労働省からの健康チェックをLINEですることについての同意」という書類も入っているので、QRコードを取得することを忘れずに

(検査の時に回収されてしまうので、登録する人は検査待ちまでにしておくべし)

「どこで待機するか、移動手段は何か」についてCAさんが家族ごとに確認に回っていました。

 

関空に着いてからは着席した状態で、検疫の係員の人が全員の体温チェックに回ってきました。

「撮影等は絶対にしないでください」というアナウンスが流れ、物々しい雰囲気に。

防護服、フェイスシールドで完全防備の状態で、サーモグラフィーで発熱者がいないかどうかをチェックして回りました。

その後、「小学生以下の子供がいる家族で、自宅に帰る人」から優先に席を立って降車しました。

飛行機が到着してから20〜30分後のことでした。

 

飛行機から降りたあとは、係員の指示に従って、検疫ブースに向かいます。

ここでJALのスタッフの人からペットボトルが準備されていて、各自自由にもらうことができました。

ひとつひとつ手書きのメッセージが書かれていて、ちょっと感動。

航空会社も大変だなと感じた瞬間でした。

 

スペースの問題もあり、一度に検査できる人数が限られているため、検査までは家族ごとに間隔を開けて通路に待機します。

機内で記入した問診票を提出し、連絡先を確認されてから、医務室へ。

これまた防護服で完全防備の先生が検査をしてくれました。

鼻からの検査です。

 

このあと、入国手続きをして手荷物を受け取りに。

手荷物は全てベルトコンベアーから下ろされて並べられた状態でした。

空港係員の人がスーツケースを探すお手伝いをしてくれるので子連れには有り難かったです。

 

ここまでで約1時間半。

 

一番早いグループでこの時間なので、後からの人達はどれだけ待ったのだろうか?

 

その後、家族が用意してくれた自家用車で自宅に向かいました。

 

PCR検査の結果の連絡がきたのは翌々日でした。

家族全員陰性です、と聞いた時は本当にホッとしました。

結果を聞く際には検体番号が必要なので、検査時に渡された紙をなくさないように。

 

その後、厚生労働省からの安否LINEに毎日返事をして2週間を過ごしました。

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熱があるか、症状があるかを聞くだけ。

このLINEが毎朝10時に来ます。

 

やっぱり日本は快適。

ネットスーパーも便利。

一歩も家を出なくても生活できるなんて幸せ。

梅雨真っ只中だったけど、自宅待機なものでお天気は関係なし。

各地の災害のニュースを見て、そうかこれが日本だ、コロナもだけど自然災害も恐ろしい、ということを思い出しました。

 

まだまだ、収束していないコロナ。

何が正しくて、何が間違っているのか、個人の価値観も問われる毎日。

少なくとも人に迷惑をかけないように生活していきたいなと、自分に言い聞かせて、子供にも色々と説明しました。

どうなるのかな。これから。