ロサンゼルス滞在記録〜帰国してからのあれこれ覚え書き

3人子育て中。2019〜2020アメリカロサンゼルス滞在。国立公園、生活などなど。教育、帰国後の生活なども書いていきます。

渡米準備〜携帯はSIMフリーで日本と海外でもストレスフリーに

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引用:pixabay

 

ここではスマートフォンについてのことをお話します。

海外に長期滞在する場合に、参考になればと思います。

 

今の携帯はどうする?

(我が家はau利用なので、基本的にauを中心としたお話になります。)

  • 解約する場合

解約=今の電話番号を手放す、ということです。

様々な契約を固定電話でしている場合などは問題ないかもしれませんが、携帯電話でしている場合は変更手続きにひと手間かかります。

帰国後も新しい携帯番号を手に入れるまでは不便かもしれません。

いわゆる大手3社(ドコモ、auSoftBank)では、2年契約など契約の縛りがあることがほとんどです。その解約月でないと、契約解除手数料として約1万円、端末残債費用、事務手数料2000円がかかることになります。

残債額にもよりますが、そこそこのお金が一度にかかることになります。

もし、スマートフォン端末をそのまま使う予定がある場合は、解約の手続き前にSIMフリー設定にすることをお忘れなく!

 

  • 継続する場合

大手携帯会社3社(ドコモ、auSoftBank)には休止というプランがあり、auでは月々300円程度で番号もメールアドレスを保管してもらえるというものです。

ただし休止期間は5年以内という制約があります。

休止期間などは各会社にて取り決めが違うため、確認が必要です。

 

休止手続きは、auSoftBankは店舗でする必要があり、手続きした時点で使用できない状態になります。

渡米直前に空港で休止手続きをすることもできますし、余裕を持って前日に手続きをすることもできます。

なんとなく直前の手続きは不安がありますよね。

こちらも、休止前に端末をSIMフリー設定にすることをお忘れなく。

 

残念ながら、格安スマホ会社(UQモバイル、マイネオ、Yモバイル、楽天的モバイル、LINEモバイルなど)には、休止というプランはないようです。

今後できるようになる可能性もありますが、2018年秋の段階では休止は見当たりませんでした。

格安スマホにして、渡米中の維持費を安くできないか?

とも考えたのですが、一番安易プランでも月々1000円前後はかかるのです。

やっぱり「休止」が一番お得という結論に至りました。

 

しかし!この「休止」にも落とし穴があることを発見。

  • アップグレードプログラムが適用されなくなる。auの場合)
  • AppleCareが退会になる。iPhoneの場合)
  • 2年契約は一旦解除になり、再開時の料金プランが高くなる。

会社によりプラン名は異なりますが、要は様々なオプション契約が解除されるということです。

 

どうでしょうか?

簡単に解約か休止かという問題ではなく、現在のスマホ端末の保証期間、契約期間、プランなど複雑に関係しているのです。

 

余談ですが…今回の渡米にあたり、Apple StoreにてiPhone本体を購入し、AppleCareを一括購入することで問題をクリアするつもりでしたが、

持ち込み機種の場合は月々の料金割引が適応されません

と一蹴されてしまい、格安スマホに変更することになりました。

下調べ不足だったのですが、新品でも持ち込み携帯に関しては制約はがあるのですね。

 

結局…

格安スマホにして、渡米中の維持費を安く!

格安スマホの会社は、料金体系が明瞭なイオンモバイルを選択しました。

一番安い通話プランが月々1130円になります。

休止プランと比較すると値段は高いのですが、

出国まで携帯が使えるし、一時帰国の時もそのまま使えると考えると、気分が楽です。

渡米前日にau携帯を休止して、一足早く渡米した主人は、1日携帯が使えずにWi-fi探して歩いてました。

一時帰国時はWi-Fiルーターのレンタルをすることを考えると、手間もかからずオススメです。

 

海外ではどうする?

おススメは断然h2o by KDDIです。

日本にいるときにSIMカードを手に入れることができるということと、

今のスマートフォンをそのまま使用できるということが利点です。

SNSのみでも通話やメールはできますが、銀行口座の開設や、様々な登録時に米国の電話番号は必要になってきます。

 

渡米2日前までに申し込みをすると、SIMカードが自宅に届き、渡米予定日から使用可能になります。

申し込みが直前になってしまっても、電話連絡を入れることである程度対応してくれますが、余裕を持って1週間前には申し込みを完了させたいところです。

到着前にSIMカードを挿入して設定の準備をしておくことで、現地に到着してすぐに携帯を使用することができます。(空港のWi-Fi利用が必要)

取り外したSIMカードは絶対無くさないように注意しましょう。

デュアルSIMの端末であれば無敵なのですが、私の持っているiPhone XSは非対応なのです・・・。(2019年1月現在) 

 

ちなみに料金プランは30ドルからと、お手頃です。

現地でどのくらいのデータ量を使用するのか見当もつかなかったので、とりあえず40ドルのプランにしました。

 

追記

アメリカでは、自宅にWi-Fiを設置しているため、主に外出時にデータを使う環境です。

 外出時は主にカーナビとしてGoogleマップを使用していますが、使用開始から10日経っても、データ残量はほぼ7ギガ。

YouTubeなど視聴でもしない限り、カーナビ使用程度ではほとんどデータは消費しないということですね。

ひとつ安いプランに変更してもいいのですが、旅行の際に子供に動画を見せる可能性もあるので、とりあえずは据え置きにしています。

 

電波問題ですが、山間以外はほぼ使えています。

イエローストーンへの道のりの途中ユタ州から電波が悪くなりました。

 

 非常にスムーズに携帯を使用することができているので、とても満足しています。

海外でどうするかより、日本の携帯をどうするかを、しっかり考える必要がありますね。

携帯については、留学・赴任時期が決まった時点で、考え始めることをお勧めします。