ロサンゼルス滞在記録〜帰国してからのあれこれ覚え書き

3人子育て中。2019〜2020アメリカロサンゼルス滞在。国立公園、生活などなど。教育、帰国後の生活なども書いていきます。

外国語保持教室とは〜オススメできる理由

帰国後の子供達の英語保持についてはこちら⇩

帰国後の子達の英語保持について - ロサンゼルス滞在記録〜帰国してからのあれこれ覚え書き

 

その中でも海外子女教育振興財団の「外国語保持教室」についてお話しします。

外国語保持教室についてはこちら⇩

帰国子女のための外国語保持教室 | 海外子女教育振興財団コーポレートサイト

 

クラスは小学2年生から設定されています。

実際には2年生は、3年生からのレギュラークラスにそなえた準備という位置付けです。

入室時はテストがあり、英語力に合わせて3つにクラス分けされます。

テストは、筆記(めちゃ難しいらしい。)と面接です。

テストの詳細については分からずですが、文法みたいな問題と長文だったと息子が言ってました。

テストをしても生徒数が少ない場合は1クラスしか設定されないようです。

ちなみに、オンラインクラスに関しては入室テストの難易度は低いらしく、対面で不合格になった場合はオンラインから始めるという手段もあると聞きました。

年長で帰国した娘があまりにもテストができてなさそうで、スタッフの方に質問した時に教えていただきました。

帰国後、2年生ー5年生までのクラス経験があるため、それぞれ分かる範囲でお話しします。

 

 

2年生

テキストはオックスフォードの教材をコピーしたものを授業で読み進み、内容に合わせた問題プリントを持ち帰る。

外国人の先生と生徒が多くても8人くらい?

昨年は2人しかいなかったので、コスパよくラッキーでした。

【宿題】単語テスト(10コ)、ジャーナル、テキストに合わせた文法問題。

正直なところ、難しい。

付きっきり出ないと進まない。

小2が一人でできるレベルのものではないです。

が、確実に英語に向き合う時間ができる。

授業自体は楽しいとのことでした!

 

3年生、4年生

小3、小4が同じクラスになります。

はじめは難しいクラスも、翌年には慣れるという感じでしょうか。

テキストは、毎年変わります。

おそらくクラスのレベルにより分けているのではないかと思います。

テキストは学期ごとに1冊ずつ読みます。

今までのテキストは、『チャーリーとチョコレート工場』、『エルマーの冒険シリーズ』、『パディントンなどでした。

どれも読み進めやすいもので、だいたい週に10ページくらい進む感じでしょうか。

宿題については、チャプター毎に単語、内容一致、文法、ジャーナルです。

 

5年生

長男は中級クラスに属しているため、本の内容も難しそうです。

そして、宿題に関しては大人の手助けなしにやってしまうため、詳細わからず…。

伝記や小説といったものがテキストになっています。

「面白い」と読んでます。

宿題は同じく、テキストに沿ったものとジャーナル。

昨年はzoomクラスだったのですが、他の生徒さんの聞こえてくる英語はとても上手でした。

やはり帰国子女だけある!と親的には満足です。

 

ELクラス2年生

こちらのクラスは2023年より開設されました。

通常クラスは2年生から入室できますが、こちらは幼稚園の年齢でも入室可能です。

入室テストは面接のみ。

基本的に低学年で帰国した、読み書きに慣れていない英語力が低い子でも大丈夫なクラス。

通常クラス80分なら比べると、こちらは50分クラス。

値段は同じなので、割高です。

年中さんで帰国した次女の英語力がヤバすぎて、どうしようと悩んでいたところにこのクラスができたため、レギュラークラスの入室テストは受けずに、初めからこちらを選択しました。

現在、先生1人に対して生徒3人で、机を囲んで楽しそうにレッスンを受けています。

本などはなく、リーディングプリントとゲームをしているようです。

宿題はジャーナルと、グラマー。

グラマーはごくごく簡単なもので、ルーチンではないようです。

ジャーナルを書くのが大変なくらいです。

 

他、i-Readyというアプリを使っての宿題もあります。

こちらは、学期毎にアプリ内でテストがあり、英語レベルに合わせた学習ができるというもの。

日本ではあまり見かけないため、現地で使用されているアプリのようです。

テストは、リーディングもあり難しいため、子供は無理!と発狂しています。

が、親が手伝ってしまって良い点数なんかとってしまうと、その学期の学習レベルが難しい設定になってしまいます。

なので、分からない問題でも適当に読み進めなさいとアドバイスしています。

というか、普段使わない単語がよく出てくるため、正直なところ聞かれても答えられません。

テストが難しいだけで、普段のアプリ学習はゲームも含みつつ楽しく取り組んでいます。

これを1週間に1時間やりましょうというのが宿題です。

 

この外国語保持教室は、まず帰国子女でないと入室できないという決まりがあります。

どう英語を続けていくかと考えた時に、この保持教室はオススメです。

英検や受験には向かないかもしれませんが、現地校のような楽しそうな雰囲気があります。

完全にオール英語です。

システムもしっかりしています。

もちろん対面クラスが一番良いのですが、オンラインクラスの質も悪くありません。

ただ、そこそこ授業料はかかります。

学期毎にまとめて請求されますので、4月、9月、1月には金額に驚かされます。

だいたい一人当たり5〜6万円です。

ちなみに、兄弟割引はありません(泣)。

 

休みたい時は、学期毎にお休みできます。

ただ3学期をお休みしてしまうと、次年度のクラス分けのために再度判定テストを受ける必要があるとのことです。

それくらい、英語レベルについてはしっかり判定されているということですね。

他の習い事スケジュールの加減で一度辞めるかもしれませんが、長く続けていきたいと考えています。