ロサンゼルス滞在記録〜帰国してからのあれこれ覚え書き

3人子育て中。2019〜2020アメリカロサンゼルス滞在。国立公園、生活などなど。教育、帰国後の生活なども書いていきます。

ロサンゼルスの小学校 日本と違うアメリカの学年の事情、TKって何?

アメリカの小学校って、9月始まりでしょ?

学年はどうなるの?

渡米が決まって、まずここが気になりました。

アメリカと日本では、学年の区切りの時期が違います。

誕生月によっては、日本より学年が上がることがあります。

9月1日までに6歳になる → 1年生 1st Grade

9月1日までに5歳になる → キンダー Kindergarten

9月2日から12月2日までに5歳になる → TK(Transitional Kindergarten)

この説明で1度に理解できる人は尊敬します。

 

TKって何??

すぐには理解が難しかったです。

今年TKの子供は、来年キンダーです。

息子の通う公立小学校では、TKというクラスが設定されおり、応募制で人数に制限があります。

本来ならキンダーに入れない学年で、プレスクールに通う子供達を対象としています。

定員オーバーだった場合は、プレスクールに通うことになります。

プレスクールは有料で高額なため、TKに入れるのなら入れたい!と希望する人が多いのです。

 

TKのKクラス設定は、地域や学校によって違います。

TKの設定がない学校もあったり、また別のクラス設定を設けている学校もあります。

 

渡米が決まった時点で、渡米時の子供の年齢と小学校のHPをまず確認してください。

プリスクールか、TKか、キンダーかの違いは、ズバリ授業料です!

プリスクールも日本よりはだいぶ高額なので、公立小学校に入学できると金銭的に助かります。

実際娘のプリスクールはロサンゼルス市内ですが、1600ドル/月。

これも安い方だというのですから、キンダーに入るまではなるべくお家で面倒を見ましょうね、という文化なのでしょうか。

他、プリスクールとTKとの違いは、保育時間です。

TK、キンダーは2時〜3時には帰宅時間になりますので、お仕事をされている場合はプリスクール一択になります。

 

そんなアメリカの学年事情により、日本では年長さんだった息子は、冬休みが明けると卒園式も入学式も経験しないまま小学生となりました。

親としてはあっけない感じです。

 

息子の場合

日本では、日本語と英語のバイリンガルインターナショナルスクールに通っていました。

英語だけのインターナショナルスクールに比べると日本語の割合が多かったため、英語力はどうなのかということがとても気になっていました。

こちらでは、ネイティブのクラスと、ESL(英語を第一言語としない)クラスがあるそうですが、どういう判断なのか不明なまま息子はどうやらネイティブクラスに振り分けられたそうです。

「みんな英語しゃべってたよ」との感想でした。

本当の英語力は判断しようがないのですが、本人曰く聞き取りはだいたいできているらしく、英語もそこそこしゃべれると(本人は)思っているようです。

できない!と思い込んでいるより、できる!と思い込んで溶け込んでいるその精神を褒めてあげたいです。

大人にはないポジティブさが羨ましく感じます。

 

登校初日、お迎えは14時半でした。

曜日によっては13時半の時もあります。

海外も日本もやっぱり効率の小学生は終わり時間が早いです。

楽しそうにお友達と話しながら校舎から出てきたので、安心しました。

「どうだった?!」

と尋ねると、

「3人友達ができたよ」

と嬉しそうに答えてくれました。

名前は分からないそうですが、男の子あるあるですね。

 

初日から、スペリングとリーディングと算数の宿題が出ていました。

宿題はない文化のアメリと聞きますが、それも学校により様々だそうです。

日本のスクールでやっていたような内容だったので、本人も慣れたようにスイスイやっていました。

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子供はすぐに順応するとは言いいますが。本人のストレスを考えると、ある程度の英語に対する下準備をしておいて良かったのではと思います。

 子供のストレスがないように、という当初の目標は達成できたかなという感触ですが、まだ始まったばかりです。

日本人以外のお友達ともコミュニケーションを取れるようになって、みんなと楽しい小学校生活を過ごせることを願っています。

 

ちなみに小学校の持ち物は、お弁当と水筒。以上!

筆箱もなく、タオルもなく、不思議がいっぱいです。

息子曰く、教室の机に鉛筆と消しゴムとクレヨンが入った箱があるんだとか。

聞いているだけで楽しくなります。